堀江氏落選

選挙後のTVのニュースでホリエモンはこう答えていた。(うろ覚えなので間違っていたらゴメン)
 記者:「今後どういった形で国政に関わっていきますか?」
 ホリエモン:「国政もなにも、落ちたんだからできないでしょ。」
 ホリエモン:「今度の衆院選にはまた広島に帰ってきて出馬したいと思っています。」
もともと私はホリエモン出馬には反対だったが、この発言にはムカッときた。
代議士しか国政を担えないのか?
結局、彼は衆院選しか興味ないのだ*1
いわゆる著名人で出馬する人、俳優でもプロレスラーでも「日本をよくしていきたい」「人々の生活をよくしたい」という志があるから立候補するのだ。
確かに彼にも「生活をこうしていきたい」というビジョンはあるが、それはビジネスやテクノロジーという手段で行うものであって、法律によって実現しようとは縁遠い。
だいたいホリエモンの語る「将来の生活はこうなっていく」というビジョンも、業界人から見たら「将来そうなるのは自明のこと」だったりする。
彼は先見性を持ったビジョニストというより、経営者気質なのだろう。
もっとも、広告塔としての彼の貢献は評価すべきだ。

*1:参院選は6年後。衆院選は長くて五年後。次に最短で立候補するにはやはり衆議院だということ

*2:ホリエモンは政界に行ってほしくないなぁ - キムチ式 2005/8/18