PING先が多いのも良し悪し、またはweblog考古学

キムチ式リンク元を巡っていたら、なにかの検索エンジンで「預言者の漫画問題」の第3位にきてしまっていた。
これじゃね、いくらなんでもマズイすっよ。
いやね、多くの人に見てもらう機会が増えることは喜ばしいことだし、リンクされることは嬉しいことなんだけども。
こんな日々と関係ない雑記と妄想の塊のようなブログが、ニュースの検索なんかで引っかかってはいけません。
昨今のポータルの検索事情では、タイムリーな情報を引っ掛けるため、手前のブログの新着からも検索してくるという。
ブログにタイムリーさがいるのか?と思う人もいるかもしれない。
かつてブログがWeblogと呼ばれていた黎明期、"ニュースへのリンク"と"簡単なコメント"とをリストしたものをWeblogと呼んでいた。あるブログが別のブログを参照していて、そのブログがさらに別のブログを・・・なんてことを繰り返して、オリジナルのニュース・ソースがよく分からん、というようなこともあったらしい。今の日本では「ブログ≒日記」となっている。日本ではホームページが盛り上がったときから、日記というジャンルが確立していた。欧米では「日記を公開する」という文化がなかったらしい。
話はネットと関係なくなるが
一部の例外*1を除いて日本の小説というのは(とくにブクガク界では)私小説の流れをくんでいるという。この辺が日本に日記を公開するという文化が自然と受け入れられた理由だという。
話はさらにずれるが、日本の小説家は鬱病が、欧米では統合失調症が多いという。日本のブクガクでは、主人公が内向的に悩んで解決策を見出していく、という話をどっかで聞いたが、海外の作品を読んだことはないので私に比較はできない。

*1:推理小説やキャラクター小説