PTAがTRPG禁止令を出すように

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば

TRPGは贅沢なホビーだ。金はいらない、ただ時間と人手が必要な、贅沢な遊びだ。
孤独で忙しい現代人にとっては手が遠い。
後発であるはずのTCGがあっという間にTRPGを追い越してしまったのも、その手軽さにある。

あるゲームデザイナーが書いていたことだが
「コミュニケーションがゲームの本質。だがTVゲームのために長い間、それが抑圧されていた」
TCGには「手軽さ」と「コミュニケーション」がある。
オンラインゲームのブームによって、ゲームの「コミュニケーション」が見直された今、TRPGが再び注目が集まるのは歴史の流れの必然だ。私には流れがまったく見えないが。

誰かが言っていた「小中学生にはTRPGは無理」
たしかに、自分のデッキが負けるのと、友達に自分のキャラを殺されるのと、どちらがダメージがデカイか、いうまでもない。
母親「うちの子のキャラクターが殺されたんですよ!」
ホームルームで取り上げられる。委員長「学校でキャラクターを作るのを止めてくださいと言ってるんです!」
PTAから"RPG禁止令"が出される。*1
その後、イケメンGMの登場により、主婦層にRPGブーム到来
2050年、教育委員会は「ゆとりあるRPG」を発表。*2

しかし、PTAに嫌われるものは若人に受けるものだ。
マリリン・マンソンもマドンナも「親御さんが眉をしかめるティーンエイジャーのカリスマ」っていうカテゴリーのひとつだもんな。

TRPGが保護者から嫌われるようにするにはどうすればいいだろう。
18禁とか残酷描写とか健康被害とか。韓国のネットカフェで長時間ゲームしすぎて死んだというニュースも何件か見たな。

そういう意味では井上純弌のエロ路線も理解できる(TRPG本を電車で立ち読みすることもあるが、「新約・魔獣の絆」はさすがに無理)。

とくにオチもなく結

*1:パッション屋良のせいで、どこぞのPTAが「パッション禁止令」を出したらしい。

*2:このあたりで'TRPG'ではなく'RPG'と書いているには意味がある。この時代になればRPGといえばTRPGを指すようになる。本当の意味でロールをプレイをしているRPGはもうTRPGしかない。ロールプレイをしていないTPRGもあるが。