Holy Wood (In the Shadow of the Valley of Death) 〜 Marilyn Manson

Antichrist Superstarから始まるマリリン・マンソン3部作の3作目。(商業的な意味で)不発に終わったといわれる理由として、コロンバイン高校での銃乱射事件があげられている。
マリリン・マンソンは若者の暴力を扇動している」という世論が盛り上がり、不買運動まで起きた。(事件の首謀者はマリリン・マンソンが嫌いだったというオチつき)
私個人の意見としては「'Holy Wood'には応援ソングが多いから、多くのファンの期待に応えられなかった」
マリリン・マンソンの「そもそもどこが応援ソングなんだ」と思う人のほうが多いだろう。
たとえば"Death Song"
その中の歌詞の一節にこうある。
We sing death song, kids. Because I got no feature. I wanna be just like you. I wanna be just like you.
『俺達に未来がないから。ただお前らのようになりたい。』つまりKidsには未来がある、という意味を汲み取ることができる。
Fight Songにしても前述したように友人を応援するために作った曲だし、歌詞の内容も「世間と戦え」というような内容だし。
ほかにも「これはマリリン・マンソンの応援ソングだ」と思う楽曲は他にもあるのだが、電波系になりかねないので、この辺でやめとく。