.MTS拡張子の動画をyoutubeにアップロードするまでのいきさつ

滑舌ワルッ!!

○岐阜小旅行 - http://www.youtube.com/playlist?list=PL71965A2E2EAF5D2A&feature=viewall


本当に滑舌がヒドいなあ。自分で考えている想像以上に滑舌がヒドい。
これから動画リプレイをやっていくのにこんなんじゃダメだ。

○「滑舌を良くする方法」を集めてみた - http://b.hatena.ne.jp/articles/201109/1711




さて、タイトルの本題に入る。

youtubeで動画をアップロードするとき、

「動画のアップロード または ウェブカメラから録画」

と書かれている枠にファイルをドラッグ&ドロップすることでアップロードが開始する。
このとき、ファイルの拡張子はyoutubeが対応する形式でなければならない、当然だが。
自分のビデオカメラ"Everio"ではパソコンに取り込まれたときの拡張子は.MTSなので前述のドラッグ&ドロップでは認識しない。のだが、「動画のアップロード」ボタンを押してアップロードするときは.MTSでも問題なく行えたし、普通に視聴もできた。
そこで拡張子を.MTSから.aviにかえてドラッグ&ドロップを行うと、そのままアップロードが始まった。

なんでやねん
と思うかもしれないが、実はからくりがある。


.avi拡張子というのは動画のコンテナ、つまり格納の形式を定義しているだけで、圧縮方式に関しては何の指定もなく、さまざまな圧縮形式の動画を入れ込むことができる。そのため、動画はmpeg2で音声はwavとか、前半はwmvで後半はmovとか、そういうこともできるらしい。"らしい"というのは基本的な知識を持ってるだけなので、そんなにたくさんの経験値があるわけではないから。



さて、「動画のアップロード」ボタンでアップロードするとき、拡張子の形式が指定されていないのでいろんな拡張子に変更してみたことろ以下の拡張子は問題なく視聴まで実行することができた。またドラッグ&ドロップでも以下の拡張子はちゃんと認識して実行することができた。

.avi
.flv
.mp3
.mov
.wmv
.mpeg


ところが本来は、拡張子を変更しただけで動画の形式が変更されるわけではない。たとえば.mp3をREAL PLAYERで再生しようと思って拡張子を.raにかえたただそれだけのことでREAL PLAYERでの再生が可能になるわけではない。逆もまたしかり。拡張子を.aviに変えたからといって自動的に.aviのフォーマットに変わるわけではないので、上記の".aviにかえたらyoutube側で認識されるようになった"という話はおかしな話なのだ。


それなのになぜyoutubeにドラッグ&ドロップでのアップロードが可能なのか


これはどういうことかというのをもうちょっと考えてみる。
ファイルの形式を識別するのはなにも拡張子だけではない。ファイルの先頭部分、いわゆるヘッダーの情報のパターンはファイル内容の形式ごとに決まっており、それを解析することで動画の形式を判別することができる。

もともと拡張子を使わないOS、たとえば以前のMacとかUNIXGUIとかでは、拡張子の指定がないのに音声ファイルやOffice文書とかがちゃんとアイコンで区別されて表示していて、何でだろうと思ったら、前述のような理由のようだ。

youtubeのアップロードもおそらくそういう理由だろう。
ドラッグ&ドロップするときは対応する拡張子でないといけないが、アップロードが始まるときは、前述で対応してない拡張子の形式でもヘッダー部分がyoutubeで対応している動画形式ならアップロードは可能なのだろう。