トーキョーN◎VA第五版 大予想 その2

 続いて世界観関連についての予想。
 第三版から第四版への舞台設定の大きな変更点といえば、電脳の大幅な浸透だろう。NOVAに住む人間ほぼ全員が電脳につながっているのが前提になった。そのため、ニューロがえらい勢いで強くなったというのが第四版で受けた一番の印象だ。
 この変化の背景には、PLの現実世界でのネットとケータイの普及の影響をみてとることは容易なことだろう。
 多分この流れはこれからも続くだろう。
 では、第四版から今までの間で変化した情勢はなんだろう? そのヒントはおそらくSNSや、ツイッターなどのミニブログにあると考えている。
 ならばそれは具体的にどうシステムに影響するのか?
 SNSなら簡単なプロフィールや主な交友関係を調べることが簡単になる。つぶやきなら、現在どこにいるかを知ることが容易になる。
 有名になればなるほど、たくさんの人からフォローされ、プライベートな情報にもアクセスされやすくなる。
 著名人に会いたい場合、今どこにいるのかを知ることは難しくないだろう。
 その人のいるところに行くための登場判定だけでなく、その人に会えたとしてちゃんと会話に付き合ってくれるかどうかというほうが重要なのではないか。
 まー、これらの手続きを抽象化したのが、「制御値を目標値として登場判定」ということなのだろうなー。


 あと導入されてもおかしくないと思うがあって、それはAR(拡張現実)。
 そう思う根拠は、ただたんにシャドーランでも採用されているからというくらいの理由でしかないんだが。
 でも実際、ARなんてすでに研究レベルのものではなく民生品として出回っているからね。
 以前のエントリーにも書いたが、TRPGでのドライバーやハッカーという役目はチェイスやハッキングのとき以外では見せ場がないが、いったんそういった場面になるとドライバーやハッカーしか活躍できないという状況が起こりがち。
 ARを導入すると、ニューロがやってる仕事の内容が他のキャストたちにも視覚的にわかりやすくなる。ARのタグを見たりタグを貼ったりするだけならニューロ以外のキャストにもできるだろう。